BOOTHショップ開設前の
お金の話
2025年1月頃からBOOTHショップを運営している、シャイメイ理と申します。
この記事では、これからBOOTHショップを始めたい方、3Dモデルや衣装などを販売して収益を得たい方、将来的に自分の制作活動を本業にしていきたい方に向けて、始める前に考えておきたい「お金の話」を書いていきます。
制作方法や販売ノウハウの記事はよく見かけますが、開設前のお金の考え方については意外と少ないのかなと思い、今回まとめてみました。
大きな話ではありませんが、これから始める方の参考になれば嬉しいです。
- ① 月の支払いは可能な限り削る
- ② 売れない時期がある前提で考える
- ③ 売上は次の売上につながるものに使う
月の支払いは可能な限り削る
まず、月にかかる固定費はできるだけ削った方がいいです。
なぜかというと、制作に2ヶ月かかる場合、月5000円の支払いがあるだけでも、完成までに1万円のコストが発生します。
- 月5000円の支払い
- 制作期間が2ヶ月
- 完成前の時点で、すでに1万円の固定費
つまり、制作物を販売する前の時点で、
がかかっている状態になります。
BOOTHショップを開設した直後は、これは意外と重いです。
例えば、2ヶ月かけて作った商品が2万円売れたとします。
しかし、そこから月額費用などを引くと、手元に残る感覚としてはかなり少なくなります。
さらに、販売手数料なども考えると、2万円を手元に残したい場合、実際にはそれ以上の売上が必要になります。
仮に1000円の商品で考えると、20個以上売る必要が出てきます。
これは始めたばかりのショップにとっては、なかなか大変です。
売上を伸ばす、商品のクオリティを上げる、宣伝を頑張る。
もちろんそれも大事です。
ただ、それ以外ですぐに実行できて、確実に効果があるのが「毎月の支払いを抑えること」です。
制作に関係するものだけでなく、生活費やサブスクなども含めて、できる範囲で固定費を下げておくと、かなり動きやすくなります。
そして、なぜ固定費を下げる必要があるのかというと、次の話につながります。
売れないという現実と向き合う必要がある
正直に言うと、売れるかどうかには運もあります。
デザイン、対応アバター、販売するタイミング、宣伝、知名度、商品の見せ方など、いろいろな要素が関係します。
なので、販売前から「頑張って作れば必ず売れる」と思い込みすぎるのは、少し危ないと思っています。
もちろん、頑張ることは大事です。
ただ、それと同時に、
思ったほど売れないことがある
という前提も持っておいた方がいいです。
1ヶ月半くらいかけて制作して、売れたのが5着だけだった。
これは例え話ではなく、僕自身の実体験です。
かなり時間をかけて作って、気持ちも入れて、販売ページも作って、いざ公開する。
それでも、思っていたようには売れないことがあります。
この時に結構きついのが、売上の数字そのものだけではなく、
- 自分の作ったものは求められていないのかな
- 作り方が悪かったのかな
- 次も同じように売れなかったらどうしよう
みたいな気持ちが出てくることです。
制作物を販売するというのは、ただ商品を出すだけではなく、自分の感覚や努力を数字で見せられる部分があります。
だからこそ、売れなかった時は普通に落ち込みます。
これは綺麗ごとではなく、BOOTHショップを運営していると現実として向き合う場面だと思います。
ただ、売れなかった理由は、商品のクオリティだけとは限りません。
対応アバター、サムネイル、価格、告知の仕方など、見直せる部分はいろいろあります。
だからこそ、売れなかった時はすぐ折れるのではなく、次にどこを変えるかを考える時間が必要になります。
そのためにも、①で書いたように毎月の出費を抑えておくことが大事です。
固定費が低ければ、売れなかった時のダメージを少し軽くできます。
もう一度作る余裕も残しやすくなります。
逆に、毎月の支払いが重い状態で売れない期間が続くと、精神的にもかなり苦しくなります。
BOOTHショップ運営は夢のある活動です。
ただ、最初から安定して売れる前提で始めるよりも、売れない時期もある前提で準備しておいた方が、結果的に続けやすいと思います。
売上は次の売上につながるものに使う
もし売上が出た場合、そのお金はできるだけ次の売上につながるものに使った方がいいです。
例えば、衣装制作をしている場合。
対応アバターを増やすには、アバターの購入が必要になります。
対応アバターが増えれば、その分だけ購入してくれる可能性のある人も増えます。
つまり、アバターの所有数がそのまま収益の上限に関わることがあります。
対応作業の依頼を受けている場合も同じです。
持っているアバターが少ないと、受けられる依頼の幅も狭くなります。
そのため、得た売上をアバター購入費に回して、対応できる範囲を広げていく。
これはかなり大事だと思います。
モデラーであれば、制作ツールや素材、作業環境に投資するのも良いと思います。
作業効率が上がれば、次の商品制作にもつながります。
- 次の制作につながるか
- 次の売上につながるか
- 自分の活動を広げられるか
大切なのは、売上をただ使い切るのではなく、この3つを考えて使うことです。
最初のうちは、売上を生活費やご褒美に使いたくなることもあると思います。
もちろん無理をしすぎる必要はありません。
ただ、ショップを伸ばしていきたい場合は、売上の一部でもいいので、次の商品や次の活動につながるものに回していく意識が大事だと思います。
まとめ
BOOTHショップを始める時は、「何を作るか」「どう売るか」に目が向きやすいです。
もちろんそれも大事ですが、続けていくためにはお金の考え方も大事だと思います。
- ① 月の支払いは可能な限り削る
- ② 売れない時期がある前提で考える
- ③ 売上は次の売上につながるものに使う
最初から大きく売れるとは限りません。
だからこそ、固定費を下げて、ダメージを減らして、売上を次につなげていく。
これからBOOTHショップを始める方に、少しでも参考になれば嬉しいです。


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